2010年4月1日木曜日

マネジメントについて


はい!今日は、音楽ではありません。

ましては、野球でもありません(多少関係あるけど・・・)


マネジメントについてです!


埼玉県の県立高校を卒業して、そのままバンドをやっていて
まぁ、優等生でもなんでもなく、社会のレールから外れるどころか
脱線しまくりだったんですが・・・・

数年後、社会人になり、マネジメントに興味を持ちました。

最初は、マネジメント?マネージャー?
確かに、バンドにもいたよね・・・・。
お手伝いのような・・・・雑用のような・・・・

例えば高校野球や部活のマネージャーが、いわゆる「それ」でしょ?

でも、ご存知の方も多いと思いますが、
アメリカのベースボールチームのマネジャー(マネージャーでなく)は
監督なのね!

絶対権限・・・・とまではいかないが、勝敗を左右する重要な裁量も役割も監督にはある。

しかし、日本の部活のマネージャーに、試合の勝敗を左右する重要な裁量や役割なない。


そんな中、ピーター・ドラッカーって、人物!

知っている人も多いし、まぁ大学とかいってればもっと早く出会ってたんだろうけど
僕が知ってたのは今から数年前!

今から約100年前くらいから、人間と組織に関する経営学を確立した最初の人。

まぁ、よくわからんが・・・・
会社で悩んでる同僚、上司、部下との人間関係が上手くいかない。
会社でなくても、目標を失っている人もいるだろうが・・・・

たいていの事は、この人の本で解決できる!
まぢですごいっすよ!

ただ、このドラッカーの書いた「マネジメント」って本!
完全版は、中古でも数万円します!(今うってないんじゃないなかな)

んで、現在、エッセンシャル(簡易版?要約版?)が2000円で出ているが、
最初のうちは、かなりチンプンカンプンですよ!言い回しとか独特だし!
※それでも、他の経営学やマネジメントの本よりは解りやすいほうなんだけどね(汗)

今回、本屋のマネジメント書物コーナーをブラ~と見てたら・・・・
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
がいっぱい!!売れてる本なんだろうけど!

なんじゃこりゃ?!びっくりです!

1つは、この表紙!
ドラッカーどころか、マネジメントコーナーに、この表紙は浮くだろうと!
※これも戦略なんだよね(笑)

もう1つ!
マネージャーとマネジャーは違うだろう!!!

しかし、本文中にもあるが、
主人公の女子高生・・・勘違いでドラッカーと出会うのです。

勘違い・・・・ですが、読んでみると「おや!」と思わせることがしばしば!

まぁ、小説自体は、けっこうクソというか、オチも丸解りだし、
表紙や挿絵が恥ずかしすぎて、電車で読むにはブックカバーが必要でしたが
ドラッカーの理論を、非営利団体の野球部で、つまり企業でなくても
日常に見事置き換えている。

現実は、そこまでのサクセスストーリーになるかはわからないけど、
結果成功してる人は、やっていることを解りやすく書いてある。

いくつか例を挙げます!

『市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である』

これは、組織や市場的に、大規模を目指しては駄目!最適を探せってこと!
例えばロックバンドで、ジャニーズクラスのイケメン100人で、バンドを組んでも売れないってこと!演奏するには、ちょうど良い人数とかあるでしょ?とかね。


『成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。まちがいや失敗をしない者を信用してはならない。人は優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる』

よく、失敗しない奴が偉いってなるでしょ?そんな奴いないんだから!
むしろ失敗しない奴は、自分の力の60パーしか使わないとか、手抜きしたり、嘘つくやつだ!とかね。優れた人ほど、失敗するもんだ!ってね。


『マーケティングだけでは企業としての成功はない。イノベーションによって常によりよくならなければならない』

そもそもマーケティングって、市場調査とかの意味もあるけど、お客が望んでること。(書くともっと長くなるから、今度説明します!)でも、それじゃ成功は長続きしないよ!ってな。

イノベーション!とは!!
これが面白い!

例えば・・・・バンドで置き換える!
大好きなエックス!

今でこそ、ビジュアルなんて言葉もあるけど・・・当時奇抜だったんよね。

男性のメイクなんて、歌舞伎でもやってるし、音楽ならYMO!
まぁ。KISSの影響もあるだろうが・・・・・

要は、奇抜?と思われること!
これが、運よく成功するのではなく、確固たる理由とライバルがあれば
新しい市場(ジャンル)が開拓されて、市民権を得るとか。

まぁ、オリジナリティと言うべきかな。


『専門家は専門用語を使いがちである。ところが彼らは理解してもらってこそ初めて有効な存在となる』

これこれ・・・・どこの組織でもおおいよね。
専門用語を使いがちだけど、理解されなければ、専門用語は意味を成さない。

マネージャーは、専門家ではなく、専門家の専門用語をわかりやすく伝えることも大事です。

野球なら、投手コーチや打撃コーチが専門家!でそれを監督などが、選手にわかりやすく通訳する。
バンドなら、レコーディングエンジニアが、専門用語を並べれば、プロデューサーが、演奏者に伝えるとか・・・・
指揮者もある意味専門家ではなく、マネジメントで、用語を通訳してプレーヤーに伝える役割があるというか・・・

上記の言葉からもわかると思いますが
ドラッカーのマネジメントにある言葉は、確かにお金儲けの為の本ですが・・・
必ずしも、えげつなくお金儲けするわけでもない!

むしろ、人を大事にする(その大事さは、それぞれ個々に対して変わるんですが)


どうしたら、組織を強くできるか!
どうしらた、組織が求められるようになるのか?
そもそも組織とは何か?

会社も組織だけど、組織は、人と人!

野球も、サークルも、バンドも、家族も、友人も
全部組織なんだよね。

それに気づかされる!

このマネジメント!って本。
起業家のみならず、組織で悩んでる方や、
オリジナルの楽曲でメジャーを目指すバンドマンに読んでもらいたいと思いますです!

きっと、今の課題の解決の糸口は見えるはずよ!

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